世界遺産で国宝の富岡製糸場の主な建物

富岡製糸場の主な建物

富岡製糸場の主な建物は、下の図で判るように、東繭倉庫(東置繭所)西繭倉庫(西置繭所)繰糸場の三棟がコの字型に配されています。この三棟は2014年の12月に国宝に指定されました。繰糸場は採光を考慮して南向きに建てられています。 ↓クリックすると画像が拡大されます↓ 富岡製糸場の建物配置図

富岡製糸場 東置繭所(ひがしおきまゆしょ)国宝

東置繭所

富岡製糸場には繭倉庫(置繭所)は東と西に2つあります。こちらは東繭倉庫(東置繭所)です。 長さ104.4m、幅12.3m、高さ14.8m(この3サイズは西置繭所と全く同じ)、木骨煉瓦造、建築面積1,486.6㎡、二階建、北面庇・西面及び南面ヴェランダ付、桟瓦葺
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富岡製糸場 検査人館(けんさにんかん)

検査人館

検査人館は生糸の品質検査や機械設備を担当した、フランス人男性技術者の宿舎として、明治6年に建てられました。 木骨煉瓦造、建築面積224.72平方メートル、二階建、東面及び南面ヴェランダ付、西面及び北面玄関・東面洗面所及び便所附属、桟瓦葺
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富岡製糸場 女工館(じょこうかん)

女工館

日本人の工女に器械操糸の技術を教える目的で来日したフランス人女性教師4名の宿舎として建設されまた。木骨煉瓦造、建築面積381.50平方メートル、二階建、階段附属、桟瓦葺
女工館の詳しい情報はここをクリック

富岡製糸場 繰糸所(そうししょ) 国宝

当時は世界最大規模を誇った繰糸所(場)です。繭から糸を取り出す「繰糸」を行う建物として、明治5年建設されました。 木骨煉瓦造、建築面積1,726.92平方メートル、東面玄関附属、桟瓦葺 燥糸所の詳し情報はここをクリック

富岡製糸場 繰糸所内部

繰糸場内部は、昭和40年~55年の間に設置された日産製の自動繰糸器が設置されています。現存する繰糸器は昭和62(1987)年3月の操業停止時の状態で保存されています。
富岡製糸場 燥糸所内部の詳しい情報はここをクリック

富岡製糸場 操糸所設備

操業当初に設置された300釜のうち、唯一現存している2釜の繰糸機械です。(岡谷蚕糸博物館蔵) 富岡製糸場 燥糸所設備の詳しい情報はここをクリック

富岡製糸場 首長館(しゅちょうかん)ブリュナ館

首長館(ブリュナ館)

富岡製糸場建設の総監督のポール・ブリュナとその家族のための宿舎です。木骨煉瓦造、建築面積917.03平方メートル、地下室及び四面ヴェランダ付、北面玄関及び廊下・東面教室及び便所附属、桟瓦葺 コロニアル様式  首長館の詳しい情報はここをクリック

富岡製糸場 診療所(しんりょうしょ)

この診療所は1940年(昭和15年)に新たに建てられたものです。当初は北側の寄宿舎の近くに開業当初から有りました。

富岡製糸場 記念碑(きねんひ)

富岡製糸場 記念碑

明治6年6月24日に明治天皇の皇太后及び皇后が富岡製糸場に行啓された70周年を記念して建設された碑。

富岡製糸場 乾燥場(かんそうば)

富岡製糸場 乾燥場

乾燥場は繭の中の「さなぎ」を殺し繭を乾燥させ、繭を倉庫に保管する前の重要な作業が行なわれていました。

富岡製糸場 ブリュナエンジン レプリカ

富岡製糸場 ブリュナエンジン復元機

このエンジンは2016年に富岡市内の企業38社によって復元されたものです。本物は明治村にて健在です。ブリュナエンジンの詳しい情報はここをクリック

富岡製糸場 煙突(えんとつ)

富岡製糸場 煙突

この煙突は4代目で1939年(昭和14年)にたてられたものです。

富岡製糸場 鉄水溜(てっすいりゅう)

富岡製糸場 鉄水溜

当初はレンガ積みで作られましたが、水漏れが激しくその後(1874年明治7年)鉄製で造られました。日本で現存する鉄製構造物では最古と言われています。 鉄製、直径15.0m、深さ2.4m、石積基礎を含む

富岡製糸場 西置繭所(にしおきまゆしょ)国宝

富岡製糸場 西置繭所

富岡製糸場には繭倉庫(置繭所)は東と西に2つあります。こちらは西繭倉庫(西置繭所)です。現在は、保存修復工事が始まっています。木骨煉瓦造、建築面積1,486.60平方メートル、二階建、東面及び南面ヴェランダ付、桟瓦葺   西置繭所の詳しい情報はここをクリック

写真提供:富岡市 富岡製糸場

 

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